駐車場コンクリート打ちの床作りと身体の使い方

皆様こんにちは!佐久間です!

 

夏の暑さが終わったかな?と思いきや、中途半端な曇りや雨の日があったり、うってかわって暑い日があったりと、天気が重要な僕たちの仕事にとって天候が安定していないのはとても面倒で、こういう時期も大変だなと実感しています。

 

今回は床作りです。
今回でいう床作りとは、生コンを流すための砕石やその砕石の下の土の部分などについてです。
完成してしまうと見えなくなってしまうのでわかり辛いのですが、コンクリートの下には砕石の下地があります。
ちょうど写真が砕石をひいた状態です。

 

駐車場コンクリート打ちの床作り

 

コンクリートの仕上がりの高さは現場によって違いますが、正確な高さで決められています。
その高さから計算して、土の高さ、砕石の高さを決めて、現場の作業が始まります。


まず土を高さを合わせ平らにならします。その後砕石を高さを合わせ平らにならします。
これだけのことなのですが、作業のやり方によって時間が全然変わってきます。
床作りはコンクリートの基本作業なので、たくさん経験させてもらっている作業なのですが、先輩方の作業時間と比べるとまだまだ遅い状態です。
先輩方と僕との違いは多くあるのですが、体の使い方、感覚、視野の広さなどです。
まずならす場所全体を広くとらえ、ある程度目の感覚で全体的に必要な高さにそろっているのかどうかを見極めて、ならしていく必要があります。
そしてバランスよくなるように土工具などで平らにしていきます。
僕も上手くいくようにやっているつもりなのですが、ある程度を終えて離れて見てみると、高さがバラバラになっていたりします。
それによってまた手直しをして、二度手間になってしまうこともたびたびあります。


この体の使い方や感覚などは経験して自分の身に叩き込まないといけないものだと自分でも思うので、毎回の作業で上手くいくように気を付けています。

この床作りの作業を正確にしないと、下地やコンクリート事態の厚みが変わってしまいます。
床作りだけではなく、見えないところもいかに良い状態にしてあるかというのも、良い仕事ができるかどうかにもかかわってくると思います。
知識や技術ももちろんそうですが、良い仕事をするという気持ちも忘れずに日々の仕事をしていきたいと思います!