勾配が少ないコンクリート土間打ち
皆様こんにちは。
今回は、土間は土間でも水はけが不安になる土間はな~んだ?ということで、1%以下勾配の土間打ちです。
一見すると普通の土間なんですが、手前から一番奥までで10cmちょっとしか高低差が無いのです。
元々周りの地面の高さの関係上、通常の平均勾配である2%までとはいかずとも、1.5%は計画次第で確保出来たのですが、御依頼主のご主人の趣味がスケボーで、初めは「0%に出来ませんか?」と言われていたんです。
仕上げが刷毛引きではなく金ゴテの時点で滑りやすいところに、勾配0%では確実に水が溜まり、雨の日の車での普段使いが危険であることを伝えたところ、「可能な限り勾配は低めで」ということで0.5%となりました。
ただ、0.5%とったから水は流れる、という確約は出来ません。
我々も出来るだけコンクリートの凹凸は無くすようにしていますが、勾配0.5%ではコンマ何ミリの差で溜まることがあります。
なのでそれも承知していただいた上で施工しました。
施工方法は独自の施工方で、ほとんど水たまりなく施工できたのでお客様にも喜んでいただけました。
今回のケースに限らず、道路との高低差が取られていない建物は意外とあります。
しかし、以前の記事↓